ただいま帰りました、こんなものが玄関に。 | ||
あ、お昼のデザート届いてたんですね。 | ||
わーーお馴染み高級ぷりん~~♪♪ | ||
・・・・・・。 | ||
最近の極レンジャー、食べてるとこしか見てないぬん。 | ||
うーん、そうですねぇ。 | ||
私は今のままでOK~よん♥ | ||
極レンジャーだし、もっと戦った方が良いんじゃね? | ||
届いていることには届いているんですよ・・。 | ||
・・え?何が? | ||
例の機械・・。見ます? | ||
機械・・まさかロボット!?こないだ戦ったヤツみたいな!? | ||
・・・・・・。 | ||
ーーーーーーーーホワイトと数名は倉庫へ向かったーーーーーーー | ||
・・・・ここです。(・・・ガラガラ・・・) | ||
ん・・・えっ!? | ||
デカイぬーーなんだこりわ!? | ||
・・・すごい。 | ||
某宅配業者から美術品扱いで何度か荷物が送られて来たんですが、 受け取り拒否していると送られてくる荷物のサイズがどんどんデカくなりまして・・。 | ||
なんというか、受け取らないと末恐ろしいような気もしまして受け取ってしまいました。すみません。 | ||
十数体ものロボットがある・・。 | ||
はい、荷物がデカかった理由は、今までのロボットをまとめて送りつけてこられたからみたいで、 中をあけると16体のロボットが・・。 | ||
執念だぬ・・。 | ||
下手に起動させるのもなんですので、なるべく触れずに倉庫にこうして安置させているんですが。どうします? | ||
え?だ、だって、こないだみてーに毒ガスとかやられるとキツいぜ!? | ||
でもおもしろそうだに。試しにひとつ・・。 | ||
ぬあ!?パープル!?勝手に触ったら・・ | ||
う・・・ウィイイイイン・・・・。 | ||
ぎゃーーー起動した!!!! | ||
おやまあ・・。 | ||
ちょうどいいに。ピンクたちが安穏とプリン食べてぶくぶく太ってる隙に、このロボットやっつけるに! | ||
なんかパープル、俺よりやる気満々じゃね? | ||
・・・と、いうより、ほかの15体が連動して起動した・・。いいのか? | ||
うぃーーーーーん | ||
うぃうぃうぃーーーーーーーーーん | ||
キーーーーーーーーーーン・・・! | ||
ぬええええ!!?? | ||
ここにいるのが・・、 ・・レッド、俺、パープル、ホワイト、ブラウンの5人。 相手は16体。戦う・・か? | ||
・・・む、むりじゃね!?ほかのヤツ呼んでこようぜ!? | ||
何言ってるぬ。レッド前回全く活躍してないに?前回の失態を挽回するチャンスぬあ! | ||
・・・・・ブ・・・ブブブ・・・。 | ||
・・・ん、ロボットが・・・ | ||
・・・・どうも起動させてくれてアリガト。 しかも16体同時なんて勇気あるね? | ||
うわーーーなんかしゃべってきたーーー!!! | ||
相手が6人だからって容赦しないよ。 | ||
うわーーーむりげーーーーー!!!!! | ||
・・・・6人・・? | ||
・・・勝ったら某高級ミルフィーユを進呈するから。じゃあいくよ。 | ||
ロボットが超高速で出撃してきた!! | ||
いや、まて!てか!俺ら!・・・まだ変身してねーーーー!!!!!!! | ||
レッド・・。 | ||
5人は呪文を唱えた。やはり3回くらいかんだ。そのうえロボットに邪魔されて11回目でやっと・・。 | ||
ご・・極レンジャー・・へんしん・・・かんりょ・・・・ | ||
もうすでにボロボロだぬっ! | ||
ああ、そういえば私のスーツにはヒーリング機能があるそうなので、 試しにレッドさんを治癒してみますか。 | ||
ーーーーホワイトがベルトを光らせ装置を取り出しレッドを治癒している。 | ||
へにゃへにゃに干からびたレッドをホワイトが治癒している間、ブルーたちが必死でロボットの攻撃を防ぐ。 | ||
とうっ(ローキック)はっ(ニーキック) | ||
うまい具合だにぁ~サッカー得意なぬ? | ||
・・スポーツは・・全般的に性に合ってる。 | ||
会話してる場合じゃないわ~~ん!いっぱい来てるっ!! | ||
3人では16体のロボットの攻撃を捌ききれず、大打撃をくらう。 そしてその余波がホワイトとレッドの方へ。 | ||
・・・うを!?なんか来る!? | ||
あ、し、シールドがどこかに・・。ええーっと・・・ | ||
ホワイト早く早く死ぬからまじ!!!!! | ||
これです!おそらく。(ヴィン!) | ||
すげ~~~ぇ!なんか出たーーー!!!!透明な傘みたいなヤツ! | ||
私たちも防いで欲しかったわ~~~ん! | ||
前衛踏んだり蹴ったりぬ。 | ||
俺がまだまだ未熟だから。よけきれなかった。 | ||
(はっ!)まずい、そっちの花壇は・・! | ||
え?なに?俺の治療は!?ホワイトぉぉぉーーー!!!? | ||
案外ホワイト素早いに!ロボットの攻撃なんとなくよけてるに! | ||
花壇パワーー。俺も援護しないと・・。 | ||
えーー!?俺の治療。 | ||
男は気合いだに! | ||
んな無茶な!! | ||
ああっ、ホワイトさんやられたわん! | ||
・・・素早いくせに防御力ゼロだぬん。 | ||
うわ~~~ひ弱~~~俺よりよわ~~~!! | ||
治療されてただけの赤ぼっくりに言われたくないぬな。 | ||
ほぉら、みんな援護してあげなくちゃ~ ブルーさんがロボットに押されてるわん! | ||
はぁー。いくに、レッド! | ||
うわぁーーーひっぱるなーー俺はまだ心の準備が!! | ||
いきましょーーーん♥ | ||
ブルーが捌ききれなかったロボットをパープルが的確に処理してロボットの攻撃を防ぎ、跳ね返す。 ブラウンがスーツの機能を利用して、ロボットの攻撃の被害が外に行かないようにする。 そしてレッドは・・・ぎこちない動きでロボットにやられまくっている。 | ||
・・・はぁ・・・あのロボットの直撃を食らうと流石にきついですねぇ~。でも花壇が無事でよかった。 | ||
ホワイトがぼんやり目覚めてすぐ、レッドがロボットにやられてこっちへ飛んでくる! | ||
え。 | ||
(パシュッッ)・・・・うん、シールドを張るのも慣れてきましたかねぇ~ | ||
・・いでっ!?・・・・いだだ・・・・なんかに跳ね返された・・? | ||
・・・ってあの透明な傘かよ! | ||
う~ん、私スポーツはそんなに得意ではないんですよね。小さい頃から。どうしましょうかね。 | ||
てか変身したなら運動神経とか関係なくすっげー強くなれるもんなんじゃねえのか!?なんで俺こんなにやられてるわけ!? | ||
運動神経は関係ありそうですよ・・現に、ほら、ブルーさんが一番無傷そうですし。 | ||
うわ、ブルーのやつ動き素早えーー!!? | ||
それに、各スーツごとに、特徴があるみたいです。 私はこうやって透明なシールドを張れたり治癒出来ます。 | ||
お、俺のは!? | ||
レッドさんのは残りものの部品で作ったらしいですからねぇ・・。何か機能っぽいものないですか? | ||
ぐう!なんで俺だけ残り物!!・・・機能かぁ・・・んんーーー・・・・ねえぞ!!!!! | ||
ぐっ・・・!? | ||
レッドさん、ブルーさんが・・! | ||
ああーー!?だって俺なんの機能もねえんだろ!? | ||
レッドさんなら気合いでなんとかなるのでは? | ||
がぁーー!!!どいつもこいつも気合いとか言いやがってーー! こうなりゃいくぞーーブルー助けに!!おりゃああああーーーーっっっっっ!!!!! | ||
・・・・ぐっ・・・レッド・・・ | ||
しゅっっとぉっっ・・・! | ||
ぜえ・・・はぁ・・・レッドが・・・ロボットの攻撃かわして・・・ | ||
え・・・なにこの数!!む、無理あるよっっげあっっぐほあっっ!!!ブゴッッ!?? | ||
レッドさんやられちゃったわ~~~~~ん! | ||
・・・・ですよね。すみません。 | ||
・・・・・ごぼ・・・・ほ、・・・わいとのばかやろ・・・・がくっ | ||
んもーやぶれかぶれだに!一体でも多くやっつけてやるにあ!!とぉっ!! | ||
私も援護するわ~~ん♥ | ||
いけない、致命傷を受けて動けないブルーさんと早々と伸びてしまったレッドさんにシールドを・・! | ||
・・・・・・・・。 | ||
・・・・・・・・・・・・・。 | ||
はぁ、ダメだなこりゃ。 | ||
・・やぁ、ヒナ、久しぶり。 | ||
・・・ヤオ姉、ほんと神出鬼没。 | ||
・・・傍観してるままなのかな? | ||
アタシはべつに~~~。ミルフィーユとか興味ないし。 | ||
・・・やられちゃうよ? | ||
知るかよ。 | ||
ヒナは冷たいんだねぇ~ | ||
ヤオ姉ほどじゃないって。 | ||
ボクが冷たい? | ||
どんな人間よりね。 | ||
ぐにぃっっ!!!!?・・げほげほっ! | ||
・・・うぐっ・・・! | ||
パープルちゃん~~~・・・!!!! | ||
・・・うっ・・・このシールドがこんなに生体エネルギーを吸い取るだなんて・・・ちょっと無理がありますねぇ・・。 | ||
・・・・・・・。 | ||
・・あぁ、やられちゃう。 | ||
・・・・・・・・・・・・・。 | ||
・・・・・・・・・・ふん。 | ||
・・・・・・・・・・・・・ | ||
八百屋のおばちゃんへそくり10万! | ||
・・・・・に? | ||
おまえのかあちゃんでーーーーーーべそっっ!!!! | ||
(しゅるるるるる・・・・・) | ||
極レンジャーライム、参上!!!!! | ||
・・・ら、らいむ?ライムってなんだ・・!? | ||
あ、レッドさん、目覚めたなら戦ってください。もうシールドが持ちません・・! | ||
・・・えいっ!・・・・・んどりゃあっっ!!!!! | ||
うえっ!?すんげーーーえ回し蹴り!! | ||
・・・げほっ・・しかも・・・竜巻みたいなのが・・・出たぬっ・・・げほげほっ・・・ | ||
いい!?こういう装甲のかたーーーい無機物は素手でやり合っちゃダメなんだ! | ||
(ウィン・・・!) | ||
あ、なんかベルトが光った!!・・てかなんか出てきた! | ||
うぉおおりゃっっ!!!!集積回路の奥の奥までショートしやがれっっっ!!!!!!バシッッ!!!!! | ||
・・・び・・・・びびびびびびびびびい!!!!!! | ||
・・・・電撃効果。 | ||
ずりーーー、俺だって特殊機能ほしーーー!! | ||
あんた・・・・いちばん・・・げんき・・だぬん。 | ||
・・・・あ、もうダメなようです。 | ||
私もぉ・・・・! | ||
あーーー!ホワイトとブラウンがロボットの攻撃防いでくれてたのかよ!・・てか攻撃こっちきたーーーーーーー!!!! | ||
ああもぉ!!16体は流石に多いって!くそう・・! | ||
・・・・レッド!残りの6体ヨロシク!! | ||
え、俺ーーーーーーー!? | ||
あんた一番元気そうじゃん! | ||
あちしもまだ・・・やれるにんっっげほっ! | ||
ばーさんはひっこんでな! | ||
みぬっ!?あたしはまだピチピチ56にゃ! | ||
ま・・・まじかよ・・・。 | ||
ぬあっ・・!い、今のは忘れるに!忘れられないなら忘れさせてやるぬ! | ||
あ、ぜってー言いません。誰にも。いや、今忘れた。うんなんも聞いてねえ! | ||
・・・いい心がけに・・・・・げほっ | ||
レッド・・・攻撃・・! | ||
ぎゃにゃにゃにゃにゃっっっ・・・・!? | ||
マシンガンみたいな攻撃だわ~~ん・・。 | ||
あたし攻撃系なわけ。防御系な2人がエネルギー切れだから、誰も攻撃防いでくんないぞ! | ||
うげーー。 | ||
動けない私たちって・・・まな板の恋♥・・・ってわけねん♥ | ||
好き勝手攻撃されまくってたまるかぬ~~~~!!!!!げぼほっっ・・! | ||
あらぁ~?ヴァイリンたちの様子見に来たら、なんかあそこで戦ってるわ? | ||
あ!天使キタ!!ローザに治してもらえばよくね!? | ||
すっごい世界観ぬ。 | ||
それなら~誰かがリビングでプリン食べてる人たちを呼んでくるのも良かったんじゃないかしら~~ん? | ||
きゃつらにミルフィーユは渡さないぬ! | ||
・・・・だってよ。 | ||
あなたたち・・・何してるの? | ||
おぉーーー!!これぞまさしく天空から舞い降りた天使って感じ!? | ||
私たちを治して~ん! | ||
あ・・・ええ、いいわよ。・・・えいっっ | ||
ローザは左手をぴんと天高く掲げ、人差し指から球体状に光が広がっていく。 それらの光に包まれ、パープルたちはみるみる元気に・・! | ||
あれだいぶズルだね。チートってやつだね。ま、いっか。 | ||
ロボットが・・・!来た・・・! | ||
今治療中だから~入ってこないでね?(べしっっ) | ||
ぬぉおおおお!!!!天使すげえええ!!!!ロボットの軍勢いとも簡単にはじき返した! | ||
いいですね~~~、楽そうで。 ぼくたちあのシールド張るのにどれだけ力を使うか。 | ||
ほんとね~~ん。 | ||
・・・うぉ~~~っと・・・しょんべんしょんべん・・・・うをっっ!!!?なんじゃこりゃあ!!? | ||
なんか部外者が乱入してきたに。 | ||
ブラック!変身しろ!こうなりゃお前も戦え! | ||
うふふ♥みんなすっかり元気になったみたいね。治療完了かな? | ||
ありゃ?いつの間に! | ||
ついでにほじょまほーとかないぬ? あたしたちをうんと強くしてくれに! | ||
(バシッ)・・・ぐおらっっ!!このロボ何の為にあると思ってんの! あんたたちの訓練用なんだって!天使に頼ってたら力つかないだろ! | ||
いやぁーーーでも敵16体はチートすぎるだろ~ | ||
もうすでに3体倒したっての! | ||
でも13体だろーーーー。 | ||
ボケカス!! | ||
びぃいいいい!????(ビリビリビリ・・) | ||
人に電気流しちゃいけねってがっこーで習わなかったのか!? | ||
あんたら極レンジャーなわけ。ちゃんとロボに勝てるようスーツも設計されてるわけ。 なのに勝てないのはあんたらがチョーーーーーよわっちすぎるからなわけ!!わかる!?オタンコナス? | ||
・・・わかんねーーー。俺機能とかねぇし。 | ||
そのスーツはやる気と集中力がエネルギーに変換されて、攻撃や防御を強化してくれるの! 最初から機能とか言ってっから最弱なんだよレッドは! | ||
むぐ・・・! | ||
くっそぉ・・・俺だって・・・! | ||
・・・ビビッ! | ||
どりゃっっ・・おりゃっっ・・・ぐおっ!?・・・ぬーーーーーおりゃっっ!!! | ||
いいね・・・なんか、鈍くさいけど。 | ||
ビビ・・・ | ||
ドドドドドドドッッド! | ||
うっわ!?やっぱ数多すぎ!!!!? | ||
りゃあああっ!!!!・・ほら、ほかのは私がやったげる。 | ||
さ・・・さんきゅ・・・。ぬおわっっ!? | ||
一瞬たりとも気ぃ抜かない!! | ||
ーーーーーーーーーーーーーーー | ||
うーん、そろそろシールド、解除したほうがいいかしら? | ||
そうに、こっちも全快したぬにな。 | ||
このままずっと傍観しててもいいんですけどねー | ||
・・・・・・・。 | ||
ミルフィーユを横取りされるわけにはいかないぬ! | ||
ミルフィーユ?・・よくわからないけど・・ん~~~~・・・・ほいさっ!解除~☆ | ||
・・・・来ますよ! | ||
俺が右3体を・・・ | ||
んじゃあたしは左2体ぬん。 | ||
援護するわ~~~~ん。 | ||
攻撃は私が防ぎます。 | ||
・・・あら、なんかいい連携っぷりね~~ | ||
ーーーーーーーーーーーーーーー | ||
・・・・・・・・・・・。 | ||
こっちの5体はブルーたちが、あっちの6体はヒナが、あとの2体をレッドが。うん・・・なかなかいい感じだね。 最初の頃よりちょっと連携がとれてきてる。 | ||
・・・ま、ぼくはここらへんでおいとましよっか。じゃあね、ヒナ。 | ||
ーーーーーーーーーーーーーーー | ||
レッド、うしろ! | ||
うおわっっ!?まじすばしっけー!! | ||
あんたが致命傷負わないように援護してあげてんだから、気ぃぬかない! | ||
へいへ~い、1体くらい俺が倒さねえとな!! | ||
・・・・・・・・・。 | ||
俺戦わなくて・・・良さそうか? | ||
・・・・いっくぜえええーーーーー!!!!!!うごっ!?だから左に回り込むなっつの!!! | ||
でいっえいやっっうおりゃっっ!! | ||
もっと行動読みな~~~そんな高度なAI使ってないはずだけど~ | ||
・・・・失礼な! | ||
げ、シードあんた聞いてたの。 | ||
げぇーーー!とっとと倒してやる!! | ||
右、後ろ!斜め左下! | ||
あうっ・・いえっぐおっっ! | ||
んん~~~~~・・・・でいっ!!! | ||
・・・ビビッッ!!! | ||
うお的中! | ||
よっしゃーーー今だーーーーー!!!トリプルキックートリプルパンチーーー!!!! | ||
ドアホ。装甲堅いんだっての。 | ||
・・・・そうでした。ビクともしてねえ。 | ||
ひゅるるるる・・・ | ||
あーーっ!飛んだーーー!!ずりぃーーーー!!! | ||
明日天気に・・なれ攻撃!うりゃっ!! | ||
(ボゴッ!)・・・びーーー・・・びーーー | ||
いやったぜ!的中!なんか技っぽいの出たし!! | ||
・・・ぴー・・・・・シューーーーーーー・・。 | ||
・・・あれ、稼働とまった?俺やっつけた?? | ||
うん、おめっとーーー。2時間48分。ずいぶんかかったねーーー。 | ||
・・・まじかよ!? | ||
あんたがロボ1体やっつける間に向こうはとっくに5体とも片づけたみたいだねぇ~ | ||
え・・・。 | ||
どんなもんだに・・・! | ||
はいはい、いま治療中ですから足ばたばたさせないでくださいねー。 | ||
・・・ふぅ、疲れた・・・。 | ||
私たちロボット5体もやっつけちゃうなんてすごすぎるわん! | ||
前回よりスーツの力をだいぶ引き出せるようになってきた・・・ | ||
・・・へんっ俺だってがんばったし! ・・・あれ?ロボ全部で何体だっけ? | ||
16体。あんたが1体やっつけて、あいつらが5体。 | ||
あれ・・・残りは? | ||
んん~~~?目の前にいるのはだあれ? | ||
ま・・まさか。 | ||
極レンジャーライム様にきっっまってんじゃん!!(きらーーーん☆☆) | ||
いやその決めポーズいらねー・・ぐおっ! お前ロボ10体もやっつけた力で俺に殴りかかろうとすんなよ!? | ||
よく聞っこえなーーーーい☆ | ||
いっっっっっでででででで!!!?足ねじれてるから!まじ曲がっちゃうから!! | ||
・・・ですが、こんな調子で毎回ロボットを送りつけて来られたら・・・・迷惑ですね。 | ||
あたしはけっこー楽しいぬな。 | ||
俺も案外、良い鍛錬になる・・。 | ||
ブラウンは困っちゃうかも~~~~? | ||
・・・・ん、あれ?ブラック何してんだ? | ||
・・・・いやぁーー、出ていくタイミングわかんなくてだな・・・・。あるだろ?そういうの。 | ||
お前いたくせに見てただけかよ。 | ||
おう、お前の勇士、しかと見届けたぜ! | ||
そ・・・そうか??んまあ、それもいいかもな。 んじゃほかのみんなに俺の武勇伝伝えまくってくれよな! | ||
おうよ!お前がロボットに手も足も出なかったのに最後はまぐれで2発当たってまぐれで倒せたんだからすげえ話だ! | ||
ま・・まぐれじゃねええ!!!ちゃんと狙ってやってんだよ!! | ||
にしし、でもこれで、ピンクとの実力差が格段に開いたぬ。今頃ピンクはのんき~にプリンでも食ってるんだぬあ。 | ||
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー | ||
・・・・くしゅん! | ||
あれ?ピンクさん風邪ですか? | ||
花粉症ですよ、しつこいですね・・!空気清浄機横に置いてるのに・・。 | ||
そういえばレッドたち知らない~? | ||
ブラウンも・・いない・・・。 | ||
ホワイトもだね・・みんなでどこか行ったんだろうか。 | ||
ずる~~~い!あっきを置いていくなんて~~~~ | ||
どうせその辺でしょうもないことやってますよ、レッドさんは。 | ||
うーーん、ホワイトはときどき薬草摘みに行ってるから、それかも。 | ||
ブラックさんは・・・・。 | ||
ブラックさんまで・・・いえそもそもブラックさん最初からいましたっけ? | ||
奥の方で寝てましたよ~!ぼくあやうく踏みそうになりましたから! | ||
どうせトイレとかなんかでしょ~ | ||
ブラックはすぐふらふら出かけて近所で世間話とかしてるから、べつに不思議じゃないような~ | ||
ではあとはブラウン・・・です。 | ||
ブラウンさんはなんとなーーく、いつも後ろにいますよね? | ||
はい!いつもひそかーーに後方にいて、お茶のお代わりとか入れてくれますよ~~! すっごく優しい人です!気が利くし! | ||
ですね~、アップルティーが無くなったから新しいのを買いに行ってくれてるんでしょうか・・? | ||
えーでも極レンジャー男子隊の中では買い物といえばホワイトだよ。在庫がなくなるといっつもホワイトが買って帰ってくれるんだ~ | ||
女子隊だとオレンジとブラウンさんですよね~? | ||
・・・ええ。 | ||
それでブラックがいつも廃材を調達してきて、 それを組み合わせてなんか作ったり修理してくれるよー。 知り合いからカキとかリンゴとか貰ってきてくれたりもするー。 | ||
ホームレスでも人と人とのネットワークの中にいればなんとか生きていけるんだって言ってた。 | ||
ブラックさんのちょっと良い話なんかはどーでもいいんです。 重要なのは隠し持ってた数量限定スイーツとかをみんなで密かに食べてないかって話です。 | ||
数量限定スイーツ? | ||
そうです!数量限定ゆえに、今頃私たちをのけ者にして、みんなでおいしく限定スイーツをいただいてるとか!・・ありえます! | ||
ーーーーーーーーーーそのころーーーーーーーーー | ||
ミルフィーユ、うんまいぬーーー。ピンクたちにも食べさせたかったぬん~ | ||
んな・・・心にもないことを | ||
ほんとここのミルフィーユは最高ねん♥ | ||
・・・・・・・・(もぐ・・もぐ・・) | ||
私ももらっちゃっていいのかしら・・ | ||
たくさんあるしな!それにガチ天使の救済がなかったら俺たち勝ててねえし! | ||
うんーあれヒッキョウだわ~シード怒ってるよ? | ||
いいじゃん勝てたし!俺ミルフィーユにありつけたし!! | ||
そうねえ、ミルフィーユこんなにあるんだし、ほかのみんなにも・・・・ | ||
・・・・! | ||
・・・・・・・・。 | ||
・・・・・あら?なんか、みんなの視線が・・・ | ||
なにかいけないこと言っちゃったかしら・・・。 | ||
それはロボット討伐に貢献した人間しか食べられない掟なんだぬ。 | ||
そうそ!!高級プリンくって、寝っころがってテレビ見てる奴らになんかに一切あげる必要ねぇーー!! | ||
・・・・・・。もぐ・・・・もぐ。 | ||
・・・・・・・・。 | ||
(やだ、なんか気まずい空気を作っちゃったみたい・・・。) | ||
ごめんなさいね、何も知らなくて。 | ||
・・・・・・。・・でもなんであなたたちだけで戦ってたの? | ||
・・・・え。 | ||
それは~~~ | ||
たまたまです。レッドさんに戦いの話をされて、それを聞いていたのがこのメンバーだったので。 | ||
ほかの奴らはプリンに夢中だったにあ。 | ||
ああっ、プリン~~~~!!!高級プリン食い損ねた~~~~~~!!!!! | ||
ミルフィーユ一番たらふく食ってるくせにまだそんなこと言ってるぬ? | ||
だってーーー!!あっちだって滅多に食えない高級プリンだぜ? | ||
ま、あたしはちゃんと確保してきたにけど~~ | ||
パープルはこれ見よがしに懐からプリンを取り出した。 | ||
あっっっ!!!!ずるっっっっ!!!!! ・・・・って、あれ?なんか蓋開いてね? | ||
・・・に、にあっっ!!!戦いでプリンが飛び散って半分無くなってるにぃ!! | ||
へっへーー!お前だけズルしようとすっから~! | ||
ぐぬう~。こうなったらレッドの分のプリンも食べちゃうに。 | ||
え?・・あれ?何でプリン2個も!?ちょ、ちょっと待てよ。いや待ってください!俺も欲しい。 欲しいですってーーーーー!!!! | ||
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー | ||
ーーーこうして極レンジャーの2度目の戦いが終わった・・。ーーーーーーーー | ||
ぴーーーぴーーーーぴーーー! | ||
・・・警報が。・・・・・もうそろそろだな。 | ||
はぁーーー。めんどくさーーーい。 | ||
所長!もううかうかしていられません。 | ||
そうかもねーー。あ、コーヒーお代わり。 | ||
ほいな! | ||
・・・・・前途多難だ・・。 | ||
ーーーーーーーつづくーーーーーーー | ||
今回やったら長いですね~ | ||
戦いとか入るとどうしてもね~ | ||
つづくんですか・・? | ||
うん、けっこー長くつづくけど、いつつづきが出てくるかはまったくもって不明よ☆☆ | ||
つづくと言いつつ、づづきがいつになるか半永久的にわからないごっくーお得意のやつですね! | ||
もう☆ヴァイリンそんなこと言わない~☆ | ||
極レンジャーのみなさん、活躍するといいですね・・。というかぼくも活躍したい。 | ||
ヴァイリンが活躍する時ねぇ~楽しみにして待ってましょ! | ||
・・・期待しないでまってます。 |
ヴァイオレット | ローザ | ダンテ | イコン | りんご | ノルディ | 所長 | シード | ミーツ | ヒナ |
レッド | ブルー | イエロー | ブラック | ホワイト | ピンク | パープル | オレンジ | ブラウン | ネイビー |