-小高い丘-





吹きすさぶ風の風圧を全面に受ける丘があった。
登るのが大変だが、なぜだか登っている最中は意識が奪われてぼうっとしてしまう。
それに、気のせいか、地面を、黒い影がいくつも走って登っていった気がした。
影が・・丘の上に集まっているみたいだ。


丘のてっぺんが見えてきた。
松明を取り囲んで、妖しき者たちが賑わっていた。


・・カボチャがいる、狼人間みたいなのもいる、魔女の格好をしたものも・・。
包帯だらけの人も、目がない生き物も、頭に斧が刺さったままのやつもいる。


風が強いのに、大きな灰色の大木が葉っぱ一つつけず、それなのに黒々しい実を沢山その身に抱いていた。
触手を沢山持った変な生き物が、その触手を伸ばして黒い実を順番にとって集まった影に与えている。
影はより黒さを増し、影の中でも擢んでて黒い影は、その姿を具現化させ、怪物となった。








「(とりあえず誰かに話しかけてみようかな・・?)」

《↓選択肢を選んでね↓》
【→魔女に話しかける
【→お化けに話しかける
【→パンプキンに話しかける


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