-屋敷が聳え立っている-





黒々しい霧の中。
赤や黄色のライトの中に、色んな形の影がざわめき、騒いでいる姿が窓から覗える。

玄関の明かりが点いては消え、点いては消え・・、
今にも永遠に消えてしまいそうな弱々しさである。

「(あれ・・きっとLEDじゃなくて白熱電球なのかな・・どっちでもいいんですけど。)」

中庭にはマンドラゴラっぽい奇妙な顔を持つ植物が、ウヨウヨと独りでに動いている。
近づいたら襲ってきそうなので、遠目で窺うだけにしておこう。



ガチャン・・扉を開けてみた。
中はシンと静まり返っている。
「(あれ・・?かなり賑わってたと思ったんですけど・・)」

真っ暗で足元が見えない、壁にぶつかったら痛いだろうな・・。
古臭い木と湿気の香りが鼻をついた。







「(何も見えないですけど・・どこに行きましょう?)」

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